赤ちゃんと紫外線
赤ちゃんの白い柔らかい肌、しかし見るからに敏感そうですね。実際に赤ちゃんの肌はほんのわずかな刺激に対してもすぐにかぶれや炎症を起こしてしまいます。こんな敏感で弱い肌に紫外線は大敵です。
赤ちゃんの肌は大人に比べ皮膚の層が薄いのでその分紫外線を浴びると大人以上に影響を受けてしまいます。肌の表面だけが日焼けをするのではなくて、皮膚の奥にまで影響を受けてしまい、ひどい場合は、未熟で発達していない皮膚の組織を破壊されるほど影響を受けてしまいます。
昔は赤ちゃんに日光浴をさせろと言われてました。母子手帳にまで日光浴と記載されていましたが、それは昔のことです。確かに日光を浴びる事によってビタミンDが体の中でつくられますが、それよりも赤ちゃんを紫外線から守ってあげることが重要になってきました。幼少期からの紫外線対策はとても大事です。その上で外に連れて行ってあげましょう。
赤ちゃんのUV対策
★外に連れて行ってあげる時は、つばの広い帽子を被せてあげて、長袖のシャツを着させてあげましょう。
★紫外線は目にも悪影響があります。赤ちゃん用サングラスが今売っていますので出来たらレンズは透明のものを掛けさせてあげましょう。
★そして、低刺激で防御効果の高い日焼け止めを薄くしっかりとぬってあげましょう。
★ベビーカーは最近のものには大きいフードが付いたものもあります。そのフードも活躍してあげましょう。
皮膚がん。オーストラリアではがんになった国民の約半数が皮膚がんで亡くなっています。オーストラリアでは国が紫外線対策を積極的に進めていて、保育園などの子供の施設での紫外線対策を法的に義務づけています。
日本でも皮膚がんが増えてきてます。幼いうちから紫外線対策を習慣的に行うことが、かわいい子供を守るために重要になってきます。
十分な紫外線対策をおこなって外でおもいっきり遊ばせてあげましょう。