虫歯を予防する
予防医学には、予防接種や検査などもありますが、病気を未然に防ぐための健康なからだを維持する習慣をつけるという要素もあり、自分が気をつける部分が大きいです。
毎日の習慣の中で病気を予防するには、正しい知識を持って体に良い生活習慣を身に付けられれば、最も効果的な予防法になります。
たとえば、歯磨き。
何を使って磨いていますか?
歯ブラシのみを使ってほとんどの人は歯の清潔を保っていることでしょう。
歯ブラシと言ってもスーパーやドラッグストアの歯ブラシコーナーを見ると、ズラっと並んでいて、ライオン・リーチ・サンスターなどのメーカー別、メーカーの中でも大きさ・素材・形状などがそれぞれ違いどれが良いのかほんと迷ってしまいます。
結局、レジ横の特価の歯ブラシを購入してしまう人が多いと思います。
そこで選ぶポイントを説明します。
歯ブラシを選ぶポイントを説明
歯ブラシの毛の材質
豚毛などの動物性タンパク質でできた物とナイロン製の物がありますが、。
豚毛などの動物性タンパク質でできたものは口の中の雑菌が付着しやすい為に不衛生になりやすい。ですので、
ナイロン製のものを選ぶのが良いと思います。
毛の硬さですが、歯茎が腫れて痛い時などはやわらかめ、磨く力の弱い人には硬め、そうでなければ普通の硬さでよいでしょう。
毛先の形状
毛先の形状では、毛先が山型に山形(ギザギザ)カットされたものが多いです。一見、歯の形にフィットするように見え、奥歯まで磨けると謳っているのが多いですが、実はうまく磨けません。
歯の形は人それぞれ、そして同じ人でも歯の部分によってでっぱり具合なども違うので、山形(ギザギザ)カットではかえって毛がうまく当たらない所が出てきます。
また、毛先が球状の物や、極細毛などは歯垢が取りきれない場合がありますので注意が必要です。
ヘッドの部分は小さい方が、狭い所も角度を変えて磨くことが出来てよいと思います。
毛先は平らな形状の物でヘッドの部分は小さい方が良いでしょう。
グリップの形状
グリップの形状は自分の握り方に合わせて、好みで選んで良いと思います。
こうしてみると、歯ブラシはスタンダードなものが汚れを落とす上では適しています。
超音波などの電動歯ブラシの先でも同じことが言えます。
歯ブラシ1本でできる予防医学。気楽な気持ちで始めてはどうでしょうか。