IC3とは
"ITテラシー"とはパソコンを使用してインターネットを使いこなす能力。その”ITテラシー”を客観的に評価し、この能力が高いと認められた人だけが取得できる資格を”IC3”といいます。
IC3とは”Internet and Computing Core Certification”の略で、直訳すると”インターネットとコンピューティングコア認証”です。
IC3は、ITテラシーの能力を客観的に評価することを目的として、2002年に策定された資格試験でコンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明できる世界共通の資格試験です。
どういうスキルを必要とされるか
パソコンを使いこなす能力といっても、その分野は多岐に渡ります。
パソコンが得意といっても、インターネットが得意であったり、表計算、DTPのソフトが得意であったりと、その分野は様々です。
インターネットは十分に使えても表計算のソフトの操作ができない、という人もいると思います。
ネットサーフィンは毎日行っているが、OSについては全く分からないという人もいるはずです。
パソコンのソフトは使いこなすことができても、パソコンのセットアップやフリーズなどのハード面のトラブルに対処できない、という人も多いと思います。
認定試験を受けるに当たって
IC3という資格は、
・パソコンだけでなくプリンタなどのハードウェアに関する基礎知識を求められます。
・もちろんウィンドウズなどのオペレーティング システムの基礎知識と操作も求められます。
・ワープロ・表計算ソフトなどのソフトウェアの基礎知識。
・インターネット・ネットワークに関する基礎知識も必要となります。
その他、IC3資格を取得するためには、さまざまなパソコン環境に適応できる能力と総合的な基礎知識についての問題に答えられる能力が必要となってきます。
また、パソコンにトラブルが発生した時の対処方法にも詳しくなくてはなりません。
試験は「全国一斉試験」と「随時試験」があり試験内容は同じで
「コンピューティング ファンダメンタルズ」
「キー アプリケーションズ」
「リビング オンライン」
の3科目あり、IC3対策の認定テキストがあるのでそれを学習する形になります。
IC3の認定を受ければ企業からも重宝されるため、就職や転職にかなり有利なるといえます。