若年性アルツハイマー
若年性アルツハイマーは映画でみるような20代・30代の若い人がアルツハイマーになるから若年性アルツハイマーというのではなく、64歳以下の人にアルツハイマーの症状がでたら若年性アルツハイマーと呼ばれます。
特に40代・50代の中高年に多く症状が確認されてます。
しかし高齢者におこるアルツハイマーと若年性アルツハイマーの原因は同じで、脳にβ(ベータ)アミロイドが蓄積されるというのが原因です。そのβアミロイドが脳を萎縮しアルツハイマーの症状がでるということです。
若年性アルツハイマーの初期症状チェックポイント
若年性アルツハイマーは進行が早いので、下記のチェックポイントに当てはまる、もしくは家族、友人にこのような症状に当てはまる人がいるならのであれば1度病院で診察を受けてください。
1. 家族にアルツハイマーの人がいる、又はいた
2. 疲れやすい
3. 根気・集中力が続かない
4. 頭痛・めまいがする
5. 不安を感じる
6. 軽い物忘れ
7. 仕事の能率や量が悪くなる
8. 全体の状況を把握できなくなり、細部にこだわるようになる。
9. 眠れない
10. うつ状態になってしまう
11. 最近、頑固になった、又は自己中心的になってきた
これらのチェックポイントは若年性アルツハイマーの初期症状といわれています。日常生活に支障がないため気づきにくいのです。ですから、このチェックポイントに当てはまるのなら早急に病院での診察をオススメします。
早期発見、早期治療が病気の進行を遅らせることができるのです。
ただし、症状がうつ病と似ているので、診断を誤らない為にも総合病院の精神科で受診してください。
若年性アルツハイマーと向き合う
若年性アルツハイマーは働き盛りの年齢で起こります。
もし初期症状に気付き、若年性アルツハイマーだと診断されるとこれからの生活を考えなくてはいけません。
介護など家族の協力が必要となってくるからです。
その為にも家族と一緒にこの病気についての正しい知識を知って、十分時間をとって考え、話し合い、若年性アルツハイマーと向き合うことが大切です。