血中コレステロール値が高い人は注目です!
大豆および大豆加工品は、コレステロールを減らしてくれて、動脈硬化を防ぐ効果があり、良質のタンパク質も豊富に含んでいる事から、コレステロール値が高い人にとって理想的な食品です。
なかでも豆腐は、大豆そのものを食べるよりも消化が良いのです。
そして、何よりも手軽に食事の1品として出せるからおすすめです。
豆腐の種類
豆腐には、色々な種類がありますが、
それぞれの特性を知り、使い分けることが出来るようになれば、
コレステロールの事を考えながらの食事づくりも意外と楽しくなるかもしれません。
豆腐とは、豆乳に硫酸カルシウムを加えてたんぱく質を凝固させたもの。
・木綿豆腐は布を敷いて脱水成形したもの
特徴は、やや固めです。
・絹ごし豆腐は濃度の高い豆乳を凝固させたも
特徴は、なめらかな食感で崩れやすい。
(絹を使ってこしているのではなく、絹の様ななめらかさだと言 う事です)。
・充てん豆腐は、容器に豆乳を充填させて加熱凝固させたもの
特徴は、細菌の繁殖が抑えられることによって賞味期限が長い。
・その他、沖縄豆腐やゆし豆腐といった、沖縄独特の豆腐。
すき焼きなどに用いられる、焼き豆腐もあります。
沖縄豆腐とは木綿豆腐よりも水分が少ない固い豆腐。
豆腐チャンプルーで知られるように、炒めものによく使われて います。
ゆし豆腐も沖縄独特の豆腐。豆乳ににがりを加えた時にできる、 ゆらゆらとした柔らかい状態のもの。
すき焼きなどに用いられる、焼き豆腐は、固めの豆腐の表面に 焼きあとをつけたもので崩れにくく、日持ちが良い。
色々な特徴がありますが、お好きな豆腐を食べてどんどんコレステロールを下げていってください。
レシピを紹介
☆☆豆腐ステーキのきのこあんかけ☆☆
大豆および大豆加工品は、血中コレステロール値の高い方に限らずに家族全員に積極的にとっていただきたい食品です。
特に、豆腐は消化がよいという事から色々な形で食事に登場させましょう。
湯豆腐、冷奴だけでは子供さんは楽しくないので、ステーキにしてみてはどうでしょう。めんどうな水切りも電子レンジを使えば簡単!きのこあんをかけることでボリュームも出ます。きのこも血中コレステロールをさげる働きがあることもわかっています。
▽▽豆腐料理を作ってみよう。▽▽
豆腐ステーキのきのこあんかけ
◆材料(2人分) ○きのこあん ○あんかけの調味料
・木綿豆腐・・・1丁 ・シメジ・・・1/2パック ・スープ・・・1/2カップ
・小麦粉・・・少々 ・えのきだけ・・・1/2袋 ・スープ・・・1/2カップ
・サラダ油・・・小さじ1 ・生しいたけ・・・2枚 (分量の水にコンソメ1個を溶く)
・ショウガ・・・1/2片 ・砂糖・・・大さじ1
・酢・・・大さじ1
・しょうゆ・・・大さじ1/2
・塩・・・少々
◆下ごしらえ
・豆腐はキッチンペーパーで包んで、電子レンジで1分間加熱して、水切りをします。縦に2等分して、4枚にスライスします。表面に小麦粉を軽くふって、余分な粉をはたきます。
◇きのこあんの下ごしらえ
・シメジは小房にわける。
・えのきだけは根元を落とし、半分に切る。
・生しいたけはいしづきを取って、細切りにする。
・しょうがは薄くスライスして、細切りにする。
・あんかけの調味料を合わせておきます。
◆つくり方
1.フライパンにサラダ油を熱して、豆腐の両面を薄く色づく位に焼き、お皿に盛ります。
2.きのこあんを作ります。1のフライパンで、下ごしらえしたシメジ、えのき、生しいたけ、しょうがを炒めます。
3.2にあんかけの調味料を合わせたものを加えてひと煮立ちし、とろみをつけます。
4.器に盛った豆腐ステーキに、3のきのこあんをかけ
出来上がり!