ハーブを楽しむ
植物を育ててみたい、けれど花壇もないし、お世話がめんどうかなぁと思っている人に、ハーブはどうでしょう。
ハーブは鑑賞するだけでなく、ハーブの良い香りを様々な事に利用することができます。
ハーブティが代表的なものにあげられますね。
ハーブティは、乾燥葉、生葉でも、どちらでも使えます。
ポットにハーブを入れて、熱湯を注ぎ、蒸らしてあげれば自家製ハーブティの出来上がり。
自分で栽培したハーブで入れたハーブティは、お客さんへのおもてなしにも最高ですね。
また、風邪をひいてしまった時に咳を止めてくれる効能があるのがタイムティ、身体を温めたい時にはカモミールティなど、ハーブにはいろんな効能があるので、その効能を勉強し使いわけると良いですよ。
生・乾燥どちらでもいいですが、神経を休め、心をリラックスさせる効能のあるラベンダーを袋に入れ、ぬるめのお風呂に浮かべあげれば、良い香りを楽しみながら1日の疲れをしっかり癒してくれるラベンダー風呂の出来上がり。
大きめの容器に濃く煮出したハーブティを注いであげると、お部屋全体ハーブの香りが広がりその香りを楽しみながらリラックスすることができます。そのハーブティをスプレー容器に入れ、霧吹きしてもいち早く香りをお部屋に広げることができますよ。
色んな効能を知ればだんだん楽しくなってきて自分でハーブを栽培したくなってきますよ。
ハーブ栽培にチャレンジしてみよう
ハーブ栽培は、あまり手間がかからず、花壇がなくても鉢植えで、室内やベランダでも育てやすい植物です。
ハーブ類は生育が旺盛なので、花壇に植えると大きくなりすぎて困ってしまう場合がありますが、鉢植えに植えてあげれば、程よい大きさで育てることができます。
1.ホームセンターなどで自分が育ててみたいハーブの苗を購入します。
育て方などは係りの人に聞けばおしえてくれますよ。
2.鉢を選ぶ時は通気性の良い素焼き鉢などを選んでください。ハーブ類は加湿をきらうものが多いのです。
3.土は園芸店に行って一般の植物向きの用土を購入してください。わざわざハーブ専用の土を買わなくても十分です。
赤玉土6、腐葉土3、パーライト1に石灰を少し混ぜたものを目安に選んでください。自分で配合する場合もおなじです。
4.ハーブは乾燥を好みますので、水やりは控えめでいいです。土の表面が乾いてるのを見てから与えてあげれば十分です、毎日の水やりに神経質にならなくていいので忙しい人にもぴったりですね。
5.鉢植えは、直射日光が長時間当たってしまう、冷暖房が直接当たる、暑すぎるなどは避け色々と場所を変えながら一番よく育つ場所を探して置いてあげてください
6.肥料は、さほど必要としません。追肥をするタイミングは、種まき後の伸び盛りの頃、花が咲く前などで十分です。
ハーブは西欧では「雑草」でもあるそうですよ。
とっても生命力が強いです。
是非お気に入りのハーブを育て楽しんでください。